Unity – マテリアルに設定したテクスチャが引き伸ばされる場合の対処

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Unityで床や壁にテクスチャを設定し、そのまま床や壁のサイズをでかくすると引き伸ばされてしまうので、この対処方法について。

例えば以下のように、初期サイズのPlanのオブジェクトにテクスチャを設定しました。

unity-texture-stretch01_mini

初期サイズではUnityちゃんの移動範囲が足りないので、雑巾掛けができるぐらいに縦に伸ばします。すると床のテクスチャがこんなに引き伸ばされてしまいました。

unity-texture-stretch02_mini
なんか、どこまでも続きそうな道に見えて危険です

これを解決するには、Inspectorビューのマテリアル設定を弄ります。マテリアル設定欄の「Tiling」の値を調整しましょう。

xが横方向、yが縦方向のテクスチャを並べる数になります。

unity-texture-stretch03_mini

僕は床の奥行きのサイズ(Transform >ScaleのZ項目)を10倍である「10」に設定したので、同様にテクスチャのy方向の並べる数を10倍にするため「10」と設定しました。(次いでに横方向のxを見た目のフィーリングで2に設定しています)

雑巾がけのやり甲斐ある見た目になりました
雑巾掛けのやり甲斐ある見た目になりました

手探りですがこれでOKだと思います。もし、ベストプラクティスなどがあったら更新する予定です。以下の書籍を参考にしています。(155ページ目の下部)

ちなみにこの本、ゲームを作るためのコーディング知識・書き方については凄く勉強になるのですが、サンプルファイルにミスが多いので注意が必要です。もしサンプルファイルをダウンロードして勉強する場合は、チャプター毎に完成したプロジェクトが用意されているので、そちらのプロジェクトを崩しながら学ぶことをオススメします。


ユニティちゃんライセンス

このページに使用している画像は、『DATA DOWNLOAD-ライセンス | UNITY-CHAN! OFFICIAL WEBSITE』で提供されています

書いた人

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Ryoichi(しつ)

除菌ティッシュを買い込んで使いきれずによく乾かす人。

療養目的で退職し、どうやって生きていくか模索中。最近は勉強目的でLaravelやVue.js弄ったり、趣味で音で遊んでます。

※2019年10月16日現在ブログリニューアル中です。崩れなどが発生していたらすみません。

うぇぶ: @s_ryone