設定は簡単!CloudFlareをWordPressで使うなら是非入れておきたい公式プラグイン

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サイト移転(ドメイン変更)してから新たにCloudFlareの設定をしたんですけど、CloudFlareの公式プラグインが出ているのを発見。(結構前から?)

こちら『WordPress › CloudFlare « WordPress Plugins』からダウンロードするもよし、WordPressの管理画面「プラグイン > 新規追加」するもよし。

cloudflare-wordpress-plugin01

設定もAPIとメールアドレスを入力するだけの簡単なモノです。

そもそも何のプラグインなの?

そもそも何のプラグインなのでしょうか。その説明はプラグインページに英語で記述されています。要約してみると

  1.  スパムの本来のIPが表示される
  2. スパムが来たら対策のためCloudFlareに情報を送信する
  3. 開発者モードの切り替えが出来る

ということらしいです。

スパムの本来のIPが表示される

1つ目の「スパムの本来のIPが表示される」ってのは、どうやらCloudFlareを使っているとスパム送信者のIPがCloudFlareのIPになってしまうことがあるようで。

先日、スパム投稿されたコメントのIPアドレスを確認したら、CloudFlareのIP帯からのものがあった。CloudFlareがリバースプロキシとして動作していることは知っていたけど、接続元情報は正しくWordPressまでフォワードされているかと思っていた。実際は違うらしい。

WordPressとCloudFlare(クラウドフレア) | TrippyBoyの愉快な日々

この不具合を正す機能がこのプラグインにあるんですね。

 スパムが来たら対策のためCloudFlareに情報を送信する

スパム対策に役立てるため、スパムが来たらその情報をCloudFlareに送信する機能があるようです。

但し条件としてWordPress側でスパム認定する必要があります。

cloudflare-wordpress-plugin-spam
スパム扱いにすると送信されます

開発者モードの切り替えが出来る

プラグインページの下に開発者モードの切り替えを容易に行えるボタンがあります。

cloudflare-wordpress-plugin-dev

開発者モードにすると3時間キャッシュを無効化出来ます。CSSやphpファイルを修正して即時反映させたい時に必要な機能ですね。

ちなみに公式サイトから開発者モードにする設定はこちらの過去記事に書いてます。CloudFlareのキャッシュを一時的にOFFにする | increment Log

CloudFlareのAPI設定

それではCloudFlareプラグインのAPI設定についてです。設定に必要なのはAPIキーとメールアドレスのみ。

CloudFlareのサイトにログインし、APIキーとメールアドレスを確認しましょう。

ログイン後、上部メニューの「Account」をクリック。

cloudflare-wordpress-plugin-setting01

My Accountページに移動するので、「Your current email address is:」と「Your API key is:」の後に続くメールアドレス、英数字をコピーします。

cloudflare-wordpress-plugin-setting02'

メールアドレス、API Keyをプラグインの設定欄に入力します。

cloudflare-wordpress-plugin-setting03

APIキー、メールアドレスを入力したら左下にある「Update options」をクリックして保存。これだけで設定は終わります。

設定完了後にも上部に黄色文字で「Could not find your domain via CloudFlare API, assuming your CloudFlare domain is: ドメイン名」と注意書きが出てしまいますが、しばらくするとAPI設定を認識して消えてくれます。

cloudflare-wordpress-plugin03
設定が完了して暫くすると消える

プラグインページで「私たちはWordPressでCloudFlareの上のすべてのユーザーがこのプラグインを使用することをお勧めします。」と言っていますし、CloudFlareをWordPressで使うなら是非とも入れておきましょう。

もう一つ「注:このプラグインはAkismet、W3 Total Cacheを補完するものである。私たちは、あなたがそれらのサービスを継続して使用することをお勧めします。」とも言っています。キャッシュ関係の設定が出来るプラグイン『W3 Total Cache』にあったCloudFlareの設定は消えてしまいましたし、このプラグインが担っているのでしょうか。

書いた人

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Ryoichi(しつ)

除菌ティッシュを買い込んで使いきれずによく乾かす人。

療養目的で退職し、どうやって生きていくか模索中。最近は勉強目的でLaravelやVue.js弄ったり、趣味で音で遊んでます。

※2019年10月16日現在ブログリニューアル中です。崩れなどが発生していたらすみません。

うぇぶ: @s_ryone