Tizen IDEでサンプルプログラム用のプロジェクトを作成し、エミュレーターも用意してサンプルプログラムを走らせようとするとエラーが発生。
ちなみにTizenの開発環境を整えるにあたって参考にしたページはこちら。
Tizenアプリの開発環境構築と実行(1/2):CodeZine
エミュレーターでプログラムを起動しようとした時のエラー
ちなみに自分の場合は2種類のエラーが出てきました。
1つ目のエラー
「Please select the target(emulator or device) for launching application.」と出る。
これはエミュレーターが完全に起動しきっていない状態でプログラムを走らせようとした結果出てくるエラーです。
エミュレーターの画面が下記画像のようにBIOS的な、コンソール画面であればまだそれは起動していない証拠です。
起動完了を確認してからプロジェクトを右クリック -> [Run As] -> [Tizen Web Application]です。
(スペックによると思うんですけど、起動するまで数分かかります)
2つ目のエラー
「Active secure profile is not set. Please check the signing configurations at Preferences > Secure Profiles. 」と出る。
これは開発者証明書を発行する必要があります。
Windowsであれば、Tizen IDEをインストールしたフォルダ内にある「certificate-generator.bat」を実行します。(デフォルトでは[ c:tizen-sdktoolscertificate-generator ]内です)
コンソールが起動し質問が表示されるので、Optionalは空のままEnterを押し、最後の3つだけ入力します。
とりあえず、パスワードや名前に関しては公式のドキュメントと同じ文字列にしました。(試してませんがここは任意の文字でも良いと思います)
最後の質問を入力しEnterを押すとコンソールが閉じ、開発者証明書ファイルが同じフォルダ内、デフォルトでは[ c:tizen-sdktoolscertificate-generator ]に作られます。
Tizen IDEでこの開発証明書を指定します。
メニューの[Window] -> [Preferences]をクリックし「Preferences」ウインドウを表示します。
[Tizen SDK] -> [Secure Profiles]をクリックして「Secure Profiles」の設定画面を表示し、プロファイルを作成します。下記画像のように、Addボタンで任意の名前のプロファイルを作成し、Active状態にします。
「Profile Items」で開発証明書を指定します。
上記画像の赤枠内の空白部分をクリックして先程作成した開発者証明書を指定し、同じく先程設定したパスワードを入力して「Apply」ボタンをクリックして適用します。
これで開発者証明書の設定は完了です。
これでエラーは出ないはず…です。エミュレーターを起動したままプロジェクトを右クリック -> [Run As] -> [Tizen Web Application]で実行しましょう。そしてこれもまた結構時間がかかります。
以上!
参考にしたページはこちら: