WordPressでカテゴリー、タグアーカイブのRSSフィードURLは関数で表示した方が良い、という内容です。
カテゴリー、タグアーカイブのRSSフィードのURLは直打ちで表示させることができます。例えば当ブログの「WordPress」カテゴリーのRSSフィードURLは以下のようになります。
// 本来のURL
https://increment-log.com/category/wordpress/
// RSSフィード版
https://increment-log.com/category/wordpress/feed/
アーカイブページのURLの末尾に「feed」と付け加えるだけで済みます。ただ、もしパーマリンクを別の設定(とくにデフォルト設定)に変更した場合、この直打ちURLではアクセスできなくなります。
パーマリンク変更は頻繁に行ったりしませんが、少しでもバグを減らすならRSSフィードURLは関数を使って表示した方が良いです。関数を使えば設定されたパーマリンクに合致したURLを取得できます。
RSSフィードURLを取得するスニペット
カテゴリー、タグアーカイブそれぞれのフィードURLはget_category_feed_link()
、get_tag_feed_link()
で取得できます。引数にカテゴリー、タグのIDを指定して使います。(第2引数はRSSフィードのタイプを指定します。デフォルトは「rss2」になっており、基本的にこれで大丈夫です)
以下は、アーカイブページでURLを取得する場合のスニペットです。テンプレートのarchive.php、category.php、tag.phpなら貼り付けるだけで使用できます。
<!-- カテゴリーアーカイブでのURL取得 -->
<a href="<?php echo get_category_feed_link( get_query_var('cat') ); ?>" target="_blank">カテゴリーRSS</a>
<!-- タグアーカイブでのURL取得 -->
<a href="<?php echo get_tag_feed_link( get_query_var('tag_id') ); ?>" target="_blank">タグRSS</a>
関数を使用しなくても、例えば「http://ドメイン/?feed=rss2&cat=37」のようにURLを指定するとパーマリンク変更に耐えますが、URLの統一性から考えると関数の方が良さそうです。
参考ページ: